小説家を目指しているとちょっとした、言葉の違いに敏感になったりするものです。
一般的には似たような意味であり、仮に意味を混同していたとしても話の流れで伝わるものも、それを小説にすると印象が大きく変わってしまいますから、正しい言葉使いには常に気をつけています。
伐採に伐木という言葉は、普通の人からすると違いがわかりにくいものですし、そもそも正しい意味を知らなくても困るものではありません。
しかし、小説家たるもの言葉を正しく理解して有効活用したいところです。

少しの意味の違いが文章を大きく変える

伐採に伐木ですが、実はこれは意味としてはほぼ同義の言葉です。
つまり、違いはないので木を切ることを表現するときにはどちらを使っても同じということになるわけですが、それはあくまでも普通の生活の話であり、これが小説となると話は変ります。
単純に言葉の意味だけを問えば同じものではありますが、字が違いますし音も違います。
そこから思い浮かべる印象も変わってきますから、使い方一つで文章が大きく変わってしまうことになります。
よく見る伐採ですがこれは森林の木を切り倒すことをさすものの、使う人によっては限定しないこともあるかもしれません。
背の高い草や植物が生い茂った場所を刈ることに対して伐採と使われることもありますから、必ずしも森林の木とは限らないといえます。
それに対して普段あまり使われることがない、伐木ですがこれは字を見ても分かる通り、対象が木であることがはっきりと分かりますから、木を切ることを強く伝えたいときには伐木があっているような気がします。

知識は大いにこしたことはない

実際には伐採と伐木の違いを知っていて得する事はそれほどないでしょうし、逆に損をしてしまうという事も少ないと考えられます。
伐採という言葉自体を知らないのはさすがに問題かもしれませんが、逆にこれを知っていれば伐木を知らなくて困る事はありません。
知らなくて文字を見れば大体の意味は掴み取る事ができますから、知らなくても前後の流れですぐにわかるレベルです。
それならば知識として持っていなくて良いのかという事になりますが、これはまた別問題であり知識は大いにこした事はありません。
知っていたからといって必ず役に立つわけではなくても、知っていた事によって得をしたという事はいくらでもあるので、知識はいくらあっても損にはならないのです。
得をする事はあっても損をする事は無いわけですから、知らなくて問題ないと考えるのではなく、何かの時に使えるのではと考えて知識を蓄えておく事が小説家を目指す上で大切な事ではないでしょうか。